老後2000万→4000万円はホント⁉でもなんとかなる方法!
第1章:はじめに
人生100年時代、物価上昇、円安などの要因が重なり、20年後には大体4000万円が必要だという人もでてきました。(TVの情報番組、ファイナンシャルプランナー 山崎俊輔氏の発言より)
でも、それって本当?
そんなに貯められない。
今の生活が大変すぎて何も考えられない。
そういう人にこそ、見てほしい記事です。
※老後4000万円問題とは、老後に必要なお金が4000万円もかかると言われている問題です。
※金融審議会「市場ワーキング・グループ」報告書の公表について:金融庁 (fsa.go.jp)
第2章:老後に必要なお金の真実
4000万円という数字の根拠
この数字は、金融庁の報告書を踏まえて、ファイナンシャルプランナー 山崎俊輔氏の発言によるものです。
夫65歳以上、妻60歳以上の無職・年金受け取りの夫婦世帯では、
毎月約5万円の赤字が生じるとされています。
他にも、突然の病気や介護が必要になった場合など予期せぬ支出も発生する可能性があります。
さらに、人生100年時代、物価上昇、円安などの要因が重なり、2000万円ではなく、4000万円必要、という内容です。
でもそれって、1人が言っているだけ?と思いませんか。
実は多くエキスパート(経済評論家、証券アナリスト、ファイナンシャルプランナーなど)が
お金は必要だという試算をしています。
ただ、額にはバラつきがありますし、対策もできます。
そして、声を大にして言いたいのが生活費は人によって違うということです。
都市部と田舎でも違う、趣味が違えば違う、そして健康であるかどうかでも違います。
第3章:老後に4000万円がなくてもなんとかなる方法(今からはじめる)
生活レベルを上げない工夫
生活レベルを落とすのは、とてもしんどいです。
年を重ねたら尚更です。
そこで、生活レベルを上げず、生活費を抑えて生活することが大切です。
ただ、節約をしすぎて、ストレスをためたら意味がないので、
楽しんでできることを探しましょう。
例えば、自家栽培で食費を節約したり、
買い出しは週1回にして、無駄な買い物を控えるなどの工夫があります。
他にも、固定費(保険や携帯代など)の見直しなどもオススメです。
地域社会や公共施設の活用
地域社会や公共施設を活用することで、娯楽費を抑えつつ豊かな生活を送ることができます。
地域のフリーマーケットやリサイクルなどへの出品はお財布にも地球にも優しく、
家も綺麗になります!一石二鳥ではなく、一石三鳥!
さらに、公民館や図書館などを利用することで、低価格で娯楽費がまかなえます。
今まで機会や情報がなく、利用していなかった方は、是非活用してみてください。
健康維持のための工夫
健康でいると医療費がかからず、それだけで年間数十万円の節約になります。
健康が第一ですが、老後にいきなり健康は手に入りません。
今から少しずつ、健康のための行動、健康貯金をはじめてください。
まずは、姿勢を気にして、たまにストレッチをしてみてください。
筋力は意識しなければ20代から落ちていくものです。
積極的に歩くのがいいですが、難しければ毎日少しずつスクワットをするのもいいですね。
続けるためにフィットネスや公民館などを活用する人もいます。
出歩くのが億劫でしたら、オンラインフィットネスなどの活用などもオススメです。
食事管理も大切です。
難しいという人には、弁当宅配サービスやミールキットなどの選択肢もあります。
第4章:老後に4000万円がなくてもなんとかなる方法(老後にはじめる)
公的年金を最大限に活用する方法
公的年金を最大限に活用するためには、繰り下げ受給という制度もあります。
年金受給の開始を遅らせることで、受給額を増やすことができます。
例えば、70歳まで繰り下げると、受給額が42%増えます【厚生労働省】。
収入を増やす方法
パートタイムやアルバイト
健康状態や体力に応じて、軽い仕事やパートタイムの仕事を続けることも可能です。
フルタイムではなく、自分の必要な時間だけはたらくという感覚です。
スキルを活かした副業
他にも、今までの自分の経験やスキルを活かした仕事をすることもできます。
例:家庭教師、翻訳、手工芸品の販売、本業の知識を生かしたアドバイス業などを行う。
第5章:老後資金を準備するための具体的な対策
積立貯金や投資の方法
定期的な積立貯金や低リスクの投資信託を活用することで、効率的に資産を増やすことができます。
保険や年金の活用法
民間の年金保険や医療保険を利用することで、公的年金を補完し、リスクに備えることができます。
早期からの準備の重要性
早い段階から老後資金を準備することで、無理なく貯蓄を増やすことができます。
例えば、毎月1万円ずつ積み立てるだけでも、20年で240万円になります。
第6章:結論
老後4000万円問題は、生活水準次第です。
確かに、多額の貯蓄があれば安心ですが、工夫次第で無理なく老後を過ごすこともできます。
老後前からの準備をすることで、より安心して老後を迎えられることでしょう。